björkのライブを科学未来館で鑑賞。
チケット抽選で外れたのだけど幸運にも行くことができ、間近で楽しむことができた。
björk自身が自然や最新の楽器の様に感じた圧倒的なパフォーマンスは、Biophiliaのテーマとなっているテクノロジーと自然そのもの。
「Thunderbolt」ではテスラコイルがベースのメロディを奏で驚き、幾つものカスタムメイドの楽器も美しく興味深かった。大好きな「pagan poetry」ではアカペラになる部分でbjörkの生声が聞こえそうな僅か2〜3Mの距離で聴くことができ感動しっ放しだった。後半では「One Day」のハングドラムという太鼓の音色とbjörkの唄声が美しかった。そしてラスト「declare independence」はアイスランドの火山、地球のマグマが溢れ出る様な圧倒的なパワーだった。

洋楽の女性アーティストで初めて買ったCDがbjörkだったし、ロック系のバンドの音楽ばかり聴いていた僕の価値観を大きく広げてくれたのもbjörkだった。
特に18歳の時に出会った「homogenic」には大きな衝撃を受けた。
björkの歌声はVocalというパートの枠を大きく超えている様に感じたし、バイオリン等のストリングスによる生楽器の上に新しいテクノロジーを利用した打ち込みのサウンドが混ざり合った楽曲は地球の躍動の様に感じた。「hunter」「Jóga」から始まり「all is full of love」まで未だに僕の中で大切な作品として頻繁に「homogenic」を聴いている。
この頃からMVやアートワークにも興味を持つようになった。
Chris Cunninghamが監督した「all is full of love」のMV、ロボット同士の愛のストーリー、一番好きなMV。
同時期に僕の中で一番の興味だったファッション、毎週末に友達と原宿や渋谷や青山のセレクトショップ等を周り刺激的な服と出会うのが楽しくて仕方なかった。
今の時代の様にインターネットで多くの情報を検索することも出来なかったし、情報の少ない僕らは歩いて探した。宝物探しをする様でとっても楽しかった。その中で、Alexander McQueen、アントワープ勢のMartin Margiela、Raf Simons、W&LT(Walter Van Beirendonck)、Dirk Bikkembergs、日本勢ではShinichiro Arakawa、Beauty Beastの服との出会いが今でも記憶の中に大きく刻まれている。
「homogenic」のジャケットアートワークでは、Alexander McQueenの作品が使われ、別の作品では、Hussein Chalayan、Martin Margielaの作品も登場していた。音楽、映画、服、絵等の様々な分野の好きがあちこちで繋がっていたことを知り嬉しくなった。

この時代に得た感覚や好きになった物事は、これからもずっと僕の中で大きな存在であり大切にしていたい。

とにかくbjörkのライブはとっても幸せで贅沢な時間、色々な感覚を再確認、今の僕には体力も辛かったが心にいっぱいのパワーをもらった。

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